希死念慮_同族嫌悪

どれほどあなたのこと思う

輪廻は斬りつける「歪な愛は結晶となり砕け散る」

俺は健次の家で勉強をしていた。健次は勉強に飽きたのか、寝てしまっている。時刻は夜8:00をまわっていた。

裕「健次、おい、起きろよ」

ピクリとも動かない健次を見て、俺はよっぽど熟睡しているのだと思った。けど、俺帰らなくちゃならないから、今度は激しく揺さぶって起こした。

健「ん…」

裕「健次ありがとな、俺そろそろ帰るぜ。あっ、そういえば明日サッカーの朝練あるんじゃなかったっけ?」

健「サッカー……」

そう言って素早い動きで立って、奥の机の引き出しから何かを持って俺に近付いてきた。
ほんの一瞬の出来事で、気が付けば俺の両手は後ろにプラスチックみたいなもので出来たバンドのようなもので縛られていた。
状況が分からず混乱している間にも健次は動いていて、今度はガムテープを持ってきて俺の口をそれで塞いだ。ますます混乱していると、奴は俺の首根っこを持って部屋から出された。
健次の顔は、虚ろだった。
車の後部座席に乱暴に転がされて、健次が運転する車は荒っぽく急発進した。


しばらくして停車し、目的地にたどり着いたようだった。俺の服を引っ掴んで車から降ろされる。ここは公園だった。健次は俺に何かをする気だ。嫌な予感は的中したようだった。

健「横になったままで居ろ」

抑揚の無い声だった。暗くて、あいつの顔が見えない。それが余計恐怖心を掻き立てた。
助走をつけて走ってくる。嫌だ。怖い。逃れる術も無く、俺は顔面をめいっぱいの力で蹴り飛ばされた。口に血の味が広がる。間髪いれずにまた顔面を蹴っ飛ばされる。


どれくらい時間が経っただろう。10分?1時間?分からなかった。奴が俺の口のガムテープを勢いよく剥がす。血と混じった歯がなだれ落ちた。すぐにまた暴行が始まった。骨の折れる音が聞こえる。健次は俺を手当り次第に蹴飛ばして、蹴飛ばした。
どうして?と聞く間も与えない。今度は馬乗りになって拳を振るわれ続けた。

目が霞んできた頃、奴の暴走は止まった。すると俺を抱きすくめてきた。嗚咽をあげている…泣いているのか?俺はもうそろそろ限界を迎えていた。

健「えっ……うぐっ……ごめん……ごめんな……。お、俺、お前が野郎共にレイプされたの……ひぐっ、知ってるんだ。」

健「俺、お前の一番になりたかった。一番になれなかったから、悔しくて、イライラして、こんな非道いことをしてしまった。ゆ…許してくれ……」



健「裕希、好きだ。俺を抱いてくれ」




裕「出来ない」




健「はは……。終わりだ、裕希、愛してた。」

健「さよなら」



俺の目がかろうじて見たものは、刃物を首に真っ直ぐに突き立て、そのまま力無く倒れ込んだ健次だった。それと同時に俺の意識は途絶えた。





おしまい

輪廻は斬りつける「淵」

裕「俺将来カメラマンになりたい!」
健「ほー、なんの?」
裕「グラビアアイドルを撮りたい!!」
健「聞くまでもなかったな……。じゃあ俺はAVの監督にでもなろうかね」
裕「健次の頭で監督なんて出来んのかよ」
健「なにそれぇ喧嘩売ってんのぉ?出来ない」
裕「www」

健「で、カメラ持ってんの?」
裕「カメラ高いし持ってないんだよな」
健「じゃあ俺ん家にある一眼レフ貸すから今日このあと車出してカメラの練習しに行こうぜ」
裕「ほんとか!やったあ!」





〜夜〜
健「うーん……」
裕「うーん……」
健「あんまり収穫なかったな?」
裕「撮りたいと思うものあんまなかった」
健「まあそういうこともあるよな!」
クイッ…
健「ん?」
裕「……」
健「どした?…………あ、わかったよ。ったくしょうがねぇやつだな」

健「千尋に教えてもらったここなら絶対誰も人来ねーから安心しろよ」
裕「カーセックスいっぺんしてみたかった…」
健「相変わらずお前の頭エロいことだらけだな、おいで」






健「なぁ裕希、俺別に下でもいいんだぜ」
裕「え?なんでそんなこと急に」
健「んー……バラしちゃってもいいか、俺前ウリやってたから」
裕「はあ??…………もしかして、お姉さんが……?」
健「そう。魔夜姉が何事も経験みたいなこと言って、そういうサイトで俺を掲載して、おっさんに体を売った」
裕「それいくつのとき?」
健「小3だったかな、確か。だから俺、後ろ処女じゃないんだよね!アハハ!それでもいいなら俺のこと抱いてみる?」
裕「う、うん」


暴露した健次を抱いてる最中、ずっと俺は健次の運命について考えていた。表面では笑ってるけど、心の底のどこかでは悲しいんじゃないかって。俺は健次が可哀想に思えて仕方がない。抱いても、どこまでも空虚だった。健次をその世界から解放してあげたい。でも、どうしたらいいのかなんてそんなの分かるはずなくて。背中につけられた爪痕が、健次のもの哀しさを物語っているようだった。痛い。お前ほんとは苦しいんじゃないのか。そう聞きたい。だけど聞けるはずなんてない。健次はきっと助けの手を差し伸べても、笑って誤魔化していつまでも孤独のままなんだ。


おしまい

輪廻は斬りつける 2

小学校を卒業して、俺たちは中学生になった。でも、健次とは一緒の学校にはなれなかった。離ればなれになってもまた会う約束はしたけれど、なんやかやで結局会っていない。そんな、中学生になってから一ヶ月が過ぎた頃──


朝 登校中、俺の真横に車が停まった。

?「裕希クン、お届け物デース」

そう言って、白い封筒が渡された。そのまま車は走り去って行った。
俺はその場で中身を見た。驚愕した。

裕「なんだよ…これ」

写真が入っていた。そこには健次が写っていた。それも、レイプされている写真だった。腕に注射針を突き付けられている写真。
なぜ?どうして?健次は抵抗しなかった?油断した?俺のときみたいに何かを盾にされた?
分からない。
気が付くと俺は学校なんてすっぽらかして急いで健次の家へと向かっていた。

玄関の鍵は開けっ放しだった。健次の部屋へ近付く度にシンナーの匂いが鼻をつく。

裕「健次!」
健「あれぇ?裕希どうしたの?」

目の焦点が合っていない。ぐったりと酷く疲れた様子だった。

裕「おい……写真、見たぞ」
健「しゃしん……?ああ」
健「トチっちゃって。抵抗したけど相手が上手過ぎたなー。クスリ打たれてそしたらバッドトリップキマッて」
裕「だい」

大丈夫なのか、と言おうとしたが、健次の腕には注射の痕がいっぱいで大丈夫ではないことがすぐに分かった。なんて言葉にすればいいのか分からなかった。

健「はぁ 俺さぁ」
健「お前にずっと隠してたことがあんだよね」
裕「な、なにを…?」
健「この際だから言うけど。俺幼稚園の頃からずっと自殺未遂繰り返してんだよね」
裕「どういうことだよ?」
健「夜眠ると夢の中でもう一人の俺が出て来て、俺の首を絞めてくるんだよ。で、目を覚ますと本当に自分で首を絞めてる」
健「いつも死ぬ一歩手前で起きるんだ。それが幼稚園の頃はこれが何だったのか理由も分からずに毎晩苦しんだよ。親に言っても俺だからってなーんの心配もしてくれないんだよな。笑うぜ。多分、そのもう一人の俺の正体は俺が俺の人気者を恨んでる俺なんだなって」

確かに健次は誰からでも愛される存在だった。

健「俺ってなんか知らねーけど人気者だし。どこかでそんな自分が嫌だったんじゃないかな。よく分かんねーけどな!」
裕「……」
裕「ありえない。あの健次が……嘘だろ?」
健「本当さ」

急に真面目な顔になって、宙を見つめる健次に俺はもう声が出なかった。

健「安定剤だって大量に飲んでるのに」

健「まぁそういうこった!俺のこと心配して来てくれたんだよな、サンキュー。あ、もしかして抜いて欲しいとか?」

ケツを撫でられた瞬間、俺は部屋から飛び出した。
自宅付近の川までたどり着いて、俺はずるずると腰を降ろした。なんでそんな大切なこと黙ってたんだよ、俺ら親友じゃなかったのか?ましてや、一線を越えた仲だというのに…。ハッとしたとき、後ろのズボンのポケットに何かが入ってることに気が付いた。出してみると、それは白い粉だった。俺は川に向かって中身をばら撒いた。くそっ。悲しい気持ちと疑問と怒りの感情がぐちゃぐちゃになっていた。


それからは健次に会っていない。学校が別だというのに健次の噂は広まっていて、クスリをやっていることがバレてパクられた、だとか、男相手に体を売っている、だとか、身も蓋もないような内容だった。俺は音楽を聴いて紛らわした。学校の奴らに色々と健次について聞かれたが、何も知らないフリをした。もうアイツとは終わったと思っていた。





新しい高校には地味に通おうと思ってコンタクトからメガネにした。もう誰も俺に触れて欲しくなかった。そんなある日の学校での出来事だった。



先生から頼まれた書類を教室へ運んでいる最中だった。誰かとぶつかった。

裕「あ、すみませ…」

「大丈夫か?」

どこか聞き覚えのある声に心がざわついた。逆光で人物の姿が見えない。


健「立てるか?裕希っ!」


手を差し伸べてくるその声の正体に、懐かしさを感じながらその手を取った。


おしまい

輪廻は斬りつける

放課後
健「あっそうだ裕希、今日と明日俺ん家誰も居なくなるからさ、泊まりにおいでよ」
裕「マジで」
健「うん、皆して旅行行くんだよな、俺そんなの行っても楽しくないから、これはチャンスだろ」
裕「チャンスすぎる」
健「だろ〜、ただ、※魔夜姉が帰ってこないのを願うばかりなんだけどな」
裕「それはこわい……」
健「だろ〜」


裕希宅
裕「ただいま」
翼「兄さんおかえりっ!」
裕「翼悪ぃんだけど俺健次のとこ明日明後日と泊まりに行ってくるわ、母さん帰ってきたら健次のとこ行ってるって伝えといて」
翼「あのさ、兄さん……」
裕「ん?どうした?」
翼「健次さんとどういう風にえっちしてるの……?」
裕「え!え、えーっと普通だぜ」
翼「でも男同士でしょう……?どういう風にするの??」
裕「うーん純粋だなぁ翼は……。えっと……ここに挿れるんだ……」
翼「えっ?痛くないの!?」
裕「慣れると、だ、大丈夫……」
翼「気持ちいいの……?」
裕「頼む翼だけは俺と同じ道を歩むなよ!!兄ちゃんからの一生の願いだ……」
翼「ねぇねぇ気持ちいいの?」
裕「……男には前立腺というものがあってだな」
翼「ぜんりつせんって何ぃ?」
裕「……母さんと父さんには言うなよ……ごにょごにょ」
翼「そうなのかぁ……あのね、僕学校で皆に聞かれたり言われたりするんだぁ…。お前の兄貴はホモだとかなんとか」
裕「…………(ショック)すまん、俺のせいで翼まで巻き込んじまうんだもんなぁ、とりあえず皆のことは気にすんな!大丈夫!またなんか傷付くようなこと言われたらまた兄ちゃんに言えよ、黙ってないでさ」
翼「分かったよ!兄さん気を付けて行って来てね!」
裕「うんサンキュー、いい子だぜ翼は」
翼「えへへ!」
裕「じゃ支度済ませたから行ってくるな」
翼「行ってらっしゃい!」


ピンポーン
裕「あっ違う、家の鍵開けっ放しにしとくからって言われてたんだ」
裕「失礼しまーす…」
健「よ」
裕「俺早速だけど宿題終わらせる」

30分後
裕「だーっ!!また負けた……」
健「アンダーテールって面白ぇよなぁー。俺もうここまで進んだぜ」
裕「うそ!?早すぎね?チートかよ」
健「自力ですからー残念」
裕「忘れてた宿題せねば……」
健「あはは」


健「そろそろ腹減ったな。出前取ろうぜ」
裕「俺出前取ったことなんてまだ一回ぐらいしかないぜ」
健「そうー?俺なんべんでもあるけど、なぁどれにする?」
裕「寿司」


健「あぁー食った。次は風呂にしようぜ」
裕「ごちそうさまでしたっ!ふぁー健次の家の風呂相変わらず広い。TV付きとかマジラブホじゃん…」
健「有線もあるから好きに使いなよ」
裕「エロいのついた」
健「クソッ、※千尋の後だなこりゃ…子供に気を使えっちゅーの親なんだから」
健「ゲイビデオはないけどいい?」
裕「い、いいです!!」
健「あっ、そう……ふーん」


健「あれーお前ドライヤー使わないの?」
裕「使わないけど」
健「駄目だぜしっかり乾かさなきゃー」
裕「(さすが母さんが美容師なだけある…)」
健「乾かしてやるから〜貸せ」
裕「(照れる…)」


健「裕希ちょっと」
裕「どした?」
健「見せたいものがあって」
裕「ここ……健次の母さんと父さんの部屋だろ?入っちゃ駄目って前言ってなかったっけ」
健「気にすんな。ほら」
裕「わ…!ナイフがすごいたくさんある」
健「千尋の趣味でさ、サバイバルナイフとか色々コレクションしてあるんだ」
裕「実物見るの初めてだ……」
健「俺これから実戦でナイフ使おうと思ってて。これとかいいだろ」
裕「俺には使うなよ」
キン!キン!ギギ……
健「例えばこんな感じ?」
裕「……使うなって今言った所だろー!?にしてももうそんなに使いこなしてんのかよ」
健「へへ、まあな」
裕「(一瞬目がマジだった…)」


〜夜〜
健「ちゅ」
裕「(ドキ…)」
健「……」
裕「(あれ…?)」
健「ちゅ」
裕「(あ、また…)」
健「……」
裕「……??? ちゅ」
ぐいっ!
健「したい?」
裕「はぅ……したい……」
健「一人H見せて」
裕「えっ、は…恥ずかしいに決まってんだろ…」
健「いいから」
裕「お」
健「おかずは俺のこと考えろ」
裕「……わかったよぉ」

健「なぁ……俺に見られながらするオナニーの気分はどう?」
裕「耳元で喋りかけないで……」
健「もしかして耳駄目だったの?」
裕「ん……ん」
健「答えろよ」
裕「すき……」
健「ふぅん…………あ、ここ、こうするのがイイんだ」
裕「やめ、ああ、うぅ……健次の一人Hも見せてよ」
健「仕方ねぇな……いいぜ」
裕「(あっ……ここをこうするのがイイんだ……覚えとこ)」
細かい情事は省きます



〜事後〜
裕「健次ってさぁ」
健「うん」
裕「悩みとかってある?」
健「悩みぃ?そういう裕希は悩みなんかあんのかよ」
裕「うーん……あんまり考えたことないや」
健「俺もそんな感じだよ」
裕「そっか」
健「俺は今裕希が居てくれるからそれでいい」
裕「うっ…はっ、恥ずかしいだろぉー」
健「そういうとこも含めてな」
裕「む…俺だって健次の好きなとこいっぱいあるし」
健「言っていって」
裕「イケメンなところとか…さ、なんで俺なんかに構ってくれるのか分かんない」
健「はは、裕希は特別だからな」
裕「そっか……」



〜朝〜
裕「うーん…あ、朝か……あれっ?健次は?」
裕「あ、あいつ俺のこと置いて先行きやがった……!ムカムカムカ」
裕「今何時?えっ?!10時!?ち、遅刻〜!!」
裕「あっ」けつまずきっ
裕「ふぅ、昨日のティッシュが大量に……ん?薬のシート?そんなことより着替え早く済ませなくては!」



〜学校〜
ガラッ
裕「おいコラ健次!!」
ボフッ(黒板消し)
健「お〜裕希〜ようやく起きたかぁ」
裕「お前な!!俺を置いて先に学校に来るたぁどういうことだ!」
健「モグモグ…昨日の夜、明日俺サッカーの朝練あるから先出るぜってちゃんと言ったもん」
ざわざわ……
健「おい…声でかすぎ」
裕「ハッ」
クスクス……
部活の下級生「健次、裕希さんと昨日ナニしてたの?」
健「ん?こいつ昨日俺の下で」
ボカッ!
裕「……💢」
健「……(泣)」


〜昼休み〜
裕「健次ちょっと」
健「なになに〜?」
ガチャン
裕「昼休憩の間に健次をイかせられるか挑戦してみる!」
健「ハァ!?お前何考えて……」
もぞもぞ
健「やめろよぉ……」
裕「まんざらでもなさそうじゃん?」
健「ま、まあな」
ガヤガヤ…
健「(近くに人が居るのに……ヤバイ)」
裕「(健次の気持ちいいとこ……ここ!)」
健「(! バカ…!)」
裕「(ペース上げよう……)」
健「!!!っつ……」
裕「あ……」
ごくん
健「お前な……卑怯なんだよ!」
裕「でも興奮しなかった?」
健「した」
裕「俺もした」
健「フン……学校のトイレで男のチンポしゃぶって悦んでんのかよ」
裕「学校のトイレで男にチンポしゃぶられてイッた気分はどうだ?」
健「……」
裕「……」
次の授業は二人の重苦しい雰囲気が漂っていた…



〜健次宅〜
健「最近サッカーサボってたからよ、久しぶりに顔出したら仲間が教室まで付いてきてさ」
裕「しかもお前あのとき早弁してたよな?!はぁ〜っ」
健「はぁ〜なのはこっち!大声で先に行っただの言うからあの場でキスして欲しいのかと思ったぜ」
裕「バカッ!!なわけねーだろっ」
健「まあいいや。天気も良いしどこか出掛けようぜぇ。車出すわ」
裕「普通に車出すって言ってるけど、健次無免」
健「サングラスかけて変装すれば案外大丈夫だし俺結構高校生に見られるから安心しろよ」
裕「お、おう」

ブォン!
健「俺この車うるさいから嫌なんだよな」
裕「この車って父さんの?だよな」
健「そー。いらないって言うから俺にくれるらしいけど。裕希運転してみる?」
裕「いいよ、MTじゃねぇか」
健「慣れれば簡単だよ」
裕「健次ってバカなのか賢いのか分かんねぇよな」
健「さぁーてどこに行きますかね」
裕「遊園地ー!」
健「おま子供かあ?」
裕「無免で運転する奴に言われたかねぇよ!」
健裕「「アハハハ!」」



※魔夜姉(まやねぇ)とは幼い頃の健次にセックスのいろはを散々叩き込んだエロ大魔神
千尋とは健次のお父さん。イケイケ。

ネジれたぼくのあたまのネジ

健「じゃーなー」
裕「またなー」
裕「(……)」
裕「(健次と離れたら俺の後をつけてくる奴が一人いる……家に早く帰って宿題終わらせて新作のゲームしたいから俺から仕掛けなきゃいけないのかこれ……はぁ……めんどくさ)」
裕「なぁ」
裕「(! 気配を消して……やられた……)」


?「…おい……おい、起きろ!」
裕「ここは……(チッ、油断した……相手は4人か)」
?「お前さ、この写メの女と付き合ってて俺らお前のことず〜っと羨ましくてさ、でも最近連れの男とデキたって聞いてすんげ〜ショックで」
?「そんで腹立つから、拉致ったわ笑」
裕「つまり歩に何かされたくなかったら黙って俺らの言うこと聞けってこと?」
?「こいつ俺らのマドンナの女の名前をよくもぬけぬけと言ってくれたな」
?「まぁ話が早い。そういうことだ」
裕「俺を拉致っても何の価値もないのに、逆に人生の汚点になると思わねぇ?!」
?「やれ」

?「おいそんな強く打ったら駄目だろ笑」
?「俺血とか無理なんですけど〜」
?「腹打ってもカキーンて音しなかったな!」
?「これからがショータイムだぜ」
裕「!! 嫌だ、それだけは……っ!」
?「やっと弱音出たよ」
?「じゃあお前の大切な彼女がどうなってもいいのか?」
裕「…………」
?「薬盛れ」
?「俺男で抜くのやだなぁ〜」
?「だってこいつの趣味なんだもん」
?「ハハッ!」
裕「〜〜〜ッッ!!!(媚薬かよ…帰りたい)」
?「健次くんにいつもどんな風にされてるの?」
裕「(帰りたい)」
?「なぁこいつ声漏らさないんだけど!薬効いてるのかよ」
?「すっげぇ締め付けてくるし」
裕「(帰りたい)」
?「唾液も多めだし」
裕「(帰りたい)」
?「何よりチンコ勃ってるし」
?「まさか、こっちのケもあったの〜?」
?「健次くんで物足りなかったんだぁ」
裕「(帰り……たい……)」


?「2分」
裕「ぶはあっ…はあ、はあ」
?「なぁこの水責めいつまでやるの?」
?「こいつ思ったより苛めがいねぇな。帰ろうぜ」
?「さんせ〜い」



裕「ただいま」
翼「兄さん遅かったね、おかえり」
裕「翼まだ起きてたのか?兄ちゃんはすぐシャワー浴びてくるからもう寝てろよ?」
翼「うん!」





皆「おはよー」
裕「はよー」
健「おはよ裕希!!ゲームやった!?」
裕「昨日は帰ったら即寝落ちだったわ」
健「マジで!?俺すっごい楽しくてずっと進めてたから今日の授業全部寝る!」
裕「ほぼいつも通りだな」


皆「ばいばーい」
歩「ねぇねぇ裕希♡あいつ〜健次寝てるチャンスだから、今日はぁ、私に構ってよねぇ!」
裕「いいぜーどうする?」
歩「あっ……嘘……ほんとにOKしてもらえると思ってなかったから私びっくり……。嬉しい!!カラオケ行こっ!!♡」
裕「お金ないよ」
歩「じゃあ久しぶりに裕希と二人っきりになれるんだから、私のおごりね!」
裕「うーん、悪ぃから一緒に帰…」
歩「ヤーーーッ!!一緒に帰るだけとか言うんでしょ!?ありえない!じゃあ私のお家行こっ」
裕「俺帰ってゲームの続きやら」
裕「わーっ ちょ!いきなり引っ張んなって!」
歩「ここまで来たら大丈夫よね……いい?アンタ最初どうするって聞いてきたわよね?おかしくない?その後あーだこーだ言い出すの?第一ね…二人っきりになれる場所で あの 裕希がいくら今健次にゾッコンだからってこの私と!えっちしたくないはずないもの!」
裕「すまんすまん久々のおっぱいは最高だな……後ろ向け」
歩「私嫌よ!学校のトイレでするなんて、声、出せないじゃない……」
裕「こんな場所に連れ込んどいて……なんだよそりゃ」
歩「クチでしてあげる」
裕「っやめ」
歩「???」
裕「…………」
歩「あっちょっと裕希ー!!もうっ何よアイツ!最っ低!!」


後日健次宅
歩「でね……健次にラブラブなのは分かるんだけどお腹にアザがあって……健次何か知ってる?」
健「そいつぁおかしいな、だってどっかで喧嘩売られてもわざわざ買うような奴じゃねーし?おかしい」
歩「そうよね!何か分かったら教えて!それじゃ私、午後のレッスンがあるからまたね!」
健「おう!」
健「(…………)」





健「裕希って……さぁ」
裕「うん」
健「俺以外には、絶対何が何でも喘がないのな」
裕「ブフォ」
健「後、どこで得てきたのか知らねぇけど顔に嘘が書いてないんだよな。はあー俺お前についに越されたのかな」
裕「ちょ、ちょ、ちょ……待って、どこまで知ってる…?」
健「んー?全部」
裕「そ、そんなぁ……」
健「……」
裕「嫌いになっ」
健「嫌いになるわけねーだろバカ!そいつら全員洗い出してチンコ切り取ってやったわ」
裕「えっ!?」
健「う・そ」
裕「騙された…」
健「騙されたのはコッチだバーカ!!」
裕「痛てぇ!よくも」
健「バーカバーカ!」
裕「待てこの野郎」

健「(嘘じゃないんだけどな)」

ケンアカ 1

まず初めに...これは僕が小学校低学年時代から考えていたオリキャラが登場するお話です
主人公:源 健次(小6)と妹:茜 がどんちゃん騒ぎする話ばっかり当時は書いていたのですが今に至ってしまっては健次の親友:南雲 裕希(小6)と健次のホモになってしまいました 時の流れってすごいね!って事なのでホモが苦手な方はバックして下さい それでは開場。



健「いくら俺らが体育委員だからってさあ〜、今からの授業の全部二人で持って来いって先生も無茶言うぜ」
裕「仕方ねーだろこの前学校から抜け出した罰をまだ先生は俺らに下したいんだよ」
健「えっと…?どれだっけ」がさがさ
裕「(ポールが落ちてくる!)健次危ないっ!」ガラガラガラ…コロン
健「お前な……それぐらい分かるっちゅうの!」
裕「健次……良かった…(! けっ、健次が俺の真下に!!)」
健「誰だよこの前体育倉庫片付けた奴」
裕「(肌が密着して熱い…それと…やっぱ間近で見る健次はイケメンだな…)」
健「……何俺の顔じっと見てんだよ……お前さっきからちょっとおかしくねぇ?……まさか」
健「勃ってんじゃねぇか!ええ!この状況で?確かに密室だし暗いけどでも……俺男だぜ……?」
裕「健次……ここで今お前を襲うっ!」
健「えっ わあ!?ちょ」
裕「…………やっぱ違う」
健「へ?」
裕「健次!!俺を抱いてくれ」
健「あ〜そっちの話?いいぜ、俺勃つか分かんねーけど」マットを敷いて移動
健「へえ、お前こっちの趣味もあったの?健次くん知らなかったなぁ〜」
裕「わ…分かんない…なんか突然キュッときて」
健「心臓が?ちんこが?まあいいや」ちゅ…れろ
裕「んっ…」
裕「あっ乳首駄目っ」
健「それが良かったりして」ぺろ
裕「あっ…」
健「(なんか…ヤバイぞ、俺…まさか裕希に勃ってきたとか…マジで?)」
健「ちょっとずつ指入れるぞ」びくっ
健「大丈夫か?」コクコクと頷く裕希 グッ!
裕「あっ!?何、ここ……き、気持ちいい……」
健「前立腺あるの知らねえの?こ、こ、だ、よ」
裕「ああっ!声出る…」
健「出せばいいじゃん」
裕「そんなっ…あっ、あっあっ、ああっ」
健「俺もう限界…挿れるぞ」
裕「アッー♂」

事後
はぁ……はぁ……
健「あのさ、当然だと思うけど気付いてるよな」
裕「最初っから最後まで全部皆に聞かれてるよ!!わーん!!」体育倉庫にびっしりと張り付く同級生
裕「もうお嫁にいけない…」ぐすっぐすっ
健「いつも通りに出るぞ」
裕「おう(キリッ」



いかがでしたでしょうか。この後二人は何処に行っても皆が着いてきてそろそろほとぼりが冷めた頃またシちゃう沼にどっぷり浸かる源裕が好き。

第五章 毒の染み付いた舌を嘗めたい

詩乃ちゃんを家まで送り、また会う約束をした。俺は真っ直ぐ自宅に帰り、ささっとシャワーを浴びた。喜びの気持ちでいっぱいだった。この事は慎吾には黙っておこうと思った。携帯を手に取る。? なんだ、このおびただしい数の着信は。全部走り仲間の奴等からだった。留守電も入っている、何かあったのか。留守電を聞くと、俺はサッと血の気が引いていくのが分かった。震える手で仲間に電話をかける。すぐに繋がった。「毅さん!電話になんで出てくれなかったんですか!」全身が強ばっていた。「慎吾が死んだって、ほ…本当なのかよ」嘘であって欲しいと思った。嘘だろ。アイツが?あの慎吾が?「本当です、今みんな集まってますんで、毅さんも早く来て下さい」「すぐ行く」嘘だよな。俺は今からいつも通りのうざったい慎吾に会いに行くんだ。正直内心焦ってる。早く用意しないと。
病院まで着く道中、気が気でなかった。入り口に仲間が立っていた。「毅さん、こっちです」仲間にも焦りが見える。連れて行かれた場所は、顔に白い布をかけられ横たわっている人間の居る狭い部屋だった。足が石になったみたいにその場から動けなくなる。ついに足に力が入らなくなった。「即死だったそう……で……」仲間は誰も彼も俯いたままで何も言おうとしない。「俺は、しっ……信じないぞ」「毅さんがそんなこと言うなんて、ら、らしくないす」現実を受け止めたくなかった。俺は部屋を飛び出した。引き留めようとする仲間の声を振り切り、車に乗り混乱したままの頭で必死に解釈しようとした。だが、駄目だった。ラジオからはEZ DO DANCEが流れていた。