希死念慮_同族嫌悪

どれほどあなたのこと思う

君の為なら俺の命を天秤に掛けてもいい 死刑を執行してくれ 来世でまた逢おう

新年が明けて、僕は一つの決断を迫られている 去年からずっと引きずってきた思いを 面倒をよく見てくれた二人に打ち明けなければならない こんな切羽詰まった様な 生き急がされる様な 思いは御免だ 僕は自由へと飛び立つ 普通に生きてるだけで精一杯なのに あんな重役など僕には相応しくない 今こそ逃げ出す時だ その時が来たのだ さあ僕を野に解き放て 僕は逃亡する 振り向かない 逃げるという行為は 自分を肯定する行為だろう 甘ったれで生半可な奴なのさ 僕はいつだって逃げ出す 無駄な時間を割かせてしまったね 懺悔室でぶちまけて×をくらって上からタライが降ってくる人生 一個では生ぬるい もっと落ちてくるべきだろう!私は 自分のところへかえりたい