希死念慮_同族嫌悪

どれほどあなたのこと思う

お前が切り刻んだ体液が街中の地へと流れる

生きている……!ということ

僕は電車に一人で乗り
行きたい所へゆく
人の疎らになった電車の中には、人々の魂の息遣いが聴こえていた。

誰もが悩みを抱え
僕も多少は違えど同じ悩みを抱える

これが、生きている!ということなのだ!

何故、こういう簡単なことに気が付かなかったのだろう。

僕自身一人だけが悩みを抱えていると思っていた

だが、違ったのだ。
息遣く群集の中の一人に僕も加算されていたのだ!

我々の魂の塊が飛翔するのが解る


二足の脚で地を踏み、歩みを進める。

一人一人好きなこと、何かをしたいと感じること
その中から選び取るということ

何でも、いい
自由が有る

外の景色を観れば
わかる