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憂鬱ラヂオ

頭文字Dの夢小説と普段の生活の綴りです

スパルタの狐 14

慎吾は私を無理矢理引っ張り玄関のドアへと向かった。そのままバタンと閉め鍵をかけてしまった。外から毅の声が聞こえる。ドアをドンドンと叩く音。おい!開けろって!!慎吾はそれを無視して私をベッドへと投げ出した。「慎吾っ…毅が…」その言葉さえも無視されて私は後ろ手に手錠をかけられた。「俺は今苛立っている。分かるな?」ズボンのベルトを緩め始めた。「待って…」下着を取り去られて慎吾はそのまま突っ込んできた。「痛いっ痛いよ」私は暴れて逃れようとしたが首をガッと掴まれた。「黙っとけよ」「う…あ…」首にかけられる圧力がどんどん強くなる。苦しい。息が出来なかった。「このままお前を殺してやってもいいんだぜ」慎吾の顔を見たが目の焦点は定まっておらずどこも見てなどいなかった。右手が振り下ろされて私の顔面へと直撃した。「俺はお前が憎いよ」また直撃した。慎吾は今怒りで何も見えていないんだ。仕方のない事だった。慎吾はこうなるともう手が付けられない。ボコボコにされながら、私は犯された。
慎吾は眠った。部屋がしんとしている。ようやく慎吾の目から解放された私は手錠をかけられたままそっとベッドを抜け出した。玄関へと向かい後ろを向いて手探りで鍵を開けた。ドアノブに手をかける。手が吊りそうだった。重みでドアが開けられなかった。「毅…」小さく声をかけるとドアの重みがスッと引いてドアが開いた。ドアに毅はもたれていたのだ。「亜澄、大丈夫…」毅はぎょっとして私の顔を見た。自分ではどうなっているかが分からないので判断しかねたが、左の目が半分しか開かなかった。顔中がじんじんとする。体のあちこちもだった。「くそ…」「毅、外寒かったでしょ、早く入りなよ」部屋着のまま何も持たず寒空の下に置かされていた毅はいたたまれなかったに違いない。「早く…私、疲れてるの。酷く」「すまん。悪かった」毅は部屋の中へと入った。手錠を外してもらい傷の手当てをしてくれた。とは言っても打撲傷ばかりだったので、別になんら大した事じゃなかった。それは私にとってはの話で、毅にはきっと違うんだろうなあと思った。「熱も酷いな…今すぐ寝た方が良い」私は頷いた。私はそのまま眠った。