希死念慮_同族嫌悪

どれほどあなたのこと思う

実は松二期が始まる前に死のうと思ってたんだよね

二ヶ月間自傷行為しなかったから(勿論何度も苦悩はあった)もしかしたらこのまま卒業出来るかもしれないと思ってステロイドのシールと飲み薬を処方してもらった。紹介されたクリニックの先生とナースのかた達が優しすぎて心の中で戸惑った。それがその人達の仕事だと言い切ってしまえば終わりなんだけど、今まで理解者が居なかったから突然訪れた救世主に困惑した。僕は何の為に切り続けてきたんだ。謎が湧いてきた。所詮リストカットなんて誰かの真似事さ。でも何故?何故?何故?車に乗った瞬間泣いた。

疲れた。

カレーが食べたい

深い夜 が僕を大きくゆっくりと包み込み、宙へ舞い上がって綺麗に破裂する その一つ一つの破片の中に僕は居て 呼吸をするように 口をぱくぱくさせる 僕の一つの破片は森の中へ入って行った 泥の中にバウンドし 汚れた土と一緒になった 奥へ進むとバラバラ星人が居て 人をバラバラにするのが楽しいんだそうな 僕は無視してバラバラ星人を通りすぎた 真っ暗でどこにも進むことなど無理だと理解しているのに 僕の一つの破片は歩むことをやめない 歯ぎしりしながら。森に咲く小さな花は美しく僕を優しく撫でる。キスしたい。あの娘とキスしたい。破裂した原因は、君が儚くて淡い色をした可憐な娘だったからだなんて言うと、皆にバカにされそう。僕は押し黙って、破裂した一つ一つの欠片を集める旅を、君を求め続ける旅を始める

強盗の被害に遭った喫茶店は何事も無かった様に今日も普通を装う

地を這う私達は空に憧れを抱く 私もその一人だ
空を見上げると 足元がぐらついて あまりの空の遠さに慄き 足取りがふらふらとする。
最近の出来事は派手にすっ転んだり等とかいった そんな面白い様なビッグニュースは無いけれど
落ち着いた日々を過ごしている。
何かアクションを起こしたりしないのは
この安寧に惰性で ただ暗闇に蹲っている、とでも言おうか。
外の風に吹かれ その冷たさを身体中で感じ その中にいつまでも居たいだけ。
変化など求めていない。低く暗い海底を当ても無く漂っている。
僕は自分が何をしたいのかが良く解る
穏やかな日々に身を委ねていたいだけ──
広い世界に怯え 小さな世界で細々と毎日を暮らしていたい
世界の空気を痛感する 空を飛翔する僕の心は まだまだ黎明を迎えていない一羽の小さな鳥

君の為なら俺の命を天秤に掛けてもいい 死刑を執行してくれ 来世でまた逢おう

新年が明けて、僕は一つの決断を迫られている 去年からずっと引きずってきた思いを 面倒をよく見てくれた二人に打ち明けなければならない こんな切羽詰まった様な 生き急がされる様な 思いは御免だ 僕は自由へと飛び立つ 普通に生きてるだけで精一杯なのに あんな重役など僕には相応しくない 今こそ逃げ出す時だ その時が来たのだ さあ僕を野に解き放て 僕は逃亡する 振り向かない 逃げるという行為は 自分を肯定する行為だろう 甘ったれで生半可な奴なのさ 僕はいつだって逃げ出す 無駄な時間を割かせてしまったね 懺悔室でぶちまけて×をくらって上からタライが降ってくる人生 一個では生ぬるい もっと落ちてくるべきだろう!私は 自分のところへかえりたい

カラ松バックレ

今日からゲームセンターで導入が始まった、おそ松さんデビジェル痛バとポーチ。私は痛バに目標をロックオンした。開店直後すぐに入荷したかゲームセンターに電話で問い合わせるほどの熱狂ぶりである。電話してみると、さすがクリスマスイブ、配送のトラックが遅れているそうで(道路が混雑している)、まだ到着していないとの事。僕も仕事があったので丁度いいくらいかな、と思っていた。おそ松さんの為に仕事早く上がって取り扱い店舗へと駆け込む。給料全額使い果たしたのに、ツレも前借りはもうしないと言われていたのに、お金を渡してくれた。そして、7,000円かけて痛バをGETした。あと100円しか残ってないのに、ヘタだから全然取れなくて悔しさとツレへの罪悪感でその場で号泣。マジ泣き。お店のお姉さんに「泣かないで下さい」と言われ、もう僕の精神は駄目だった。自分でGETしたんじゃなくて、お姉さんにあちこち動かしてもらってるうちに景品が時間経過で落下し(ぎりぎりの所に置いていたから)、僕はボロボロ泣いているのでお姉さんがこっそりくれたのだ。あのお姉さんに最初に声をかけて良かった。それも大事なのだが、まず先に謝る、感謝しなくてはならないのはツレにだった。本当にごめん。ありがとう。今日、結婚記念日なのに、帰りの車内はどんよりとした空気が漂っていて、嫌な気持ちで帰路へと着いたね。全部僕が悪い。にしても、諸君。私のカラ松への愛がこれでもかというぐらい分かったであろう。おそ松さん、恐ろしい。

真っ直ぐ見つめられ慣れていないのに

しとしとと雨が降り注ぐ街 みんないて みんないない 僕は一つの個体 君はちがう場所
人ひとりの事を それも特定の人物 話した事も無い 話すきっかけも見つからない 見つかっても 相手はシャッターが下りていて鍵が無い 探しても何処にも無い鍵 ひらかないシャッター 中には確かに人が存在しているのに 見えているのに ザー ザー
薄い靄に覆われた道路 瞬間 一人に気付く 酸性雨で溶けていく
いつでも マスクをしていて 顔を知らない 俯いて目も合わせ様としない 他人が気にならない 興味がない
自分が描いた絵が双方に飛び去っていく 自分が描いた絵じゃない 自分じゃない自分が描いた絵 素知らぬふりで
夢 現実と離れた位置に ただ 座っているのは 亡き自分の姿 間違えた世界に居る
何かが爆ぜる 駅は人で埋め尽くされて 落とした指輪は 拾おうとしても 大勢 人が居るから 踏まれて泥だらけ そんな世界に 落胆し 諦め 彷徨い歩く
踏み外して 置いて行かれない様に 僕は傘を強く握り締めた

花村萬月「夜を撃つ」読破

かつてこれほどまでに孤独という悪魔に取り憑かれた少年が居ただろうか。
主人公は、どこまでも孤独だった。

闇に包まれた暴力、無意味で過剰なセックス

虚無という膨大に膨らんだ概念に押し潰された死

この本を読んで、哀しいけれど、気分が晴れた様な気がした。

妖精帝國は、「孤独だけが 私癒し続けてゆく」と、歌ったが
なんて浅はかな思考回路なんだろう、と思った
それは、主人公を頭の念頭に置いて考えてみた感想だ。
本当の孤独というものを知らないから、そんな歌詞が書けるのだ。

花村萬月は、真実の孤独を世に知らしめた。
その類希なる才能に僕はゆっくりと心の奥底まで響く悦に浸った。